女の人

症状も全く異なる

カウンセリング

色々ある病のタイプ

鬱病の患者さんの容態は、抑うつエピソードに加えて特徴的な症状を伴うもの、特定の時期に症状が現れるものなど多種多彩で、精神科や心療内科で分類できます。大きく分類するならば、非定型と定型うつがあり、例えば、定型うつは、午前中にかけて最も憂鬱になり、夕方になると少し回復する朝刊シンドロームの気分変動が挙げられます。一方、夕方から憂鬱になり、夕暮れ鬱病とも言われる気分変動は、非定型うつの特徴で、病気と気付かれにくいことからも、外見的な症状や生活上の変化に気付ける家族の協力も重要視されています。また、非定型のタイプのうつでは、楽しい出来事があった時に一時的でも回復するのが特徴で、患者さんにとって好ましい環境を継続させることで、より長い期間、効果が期待されます。その他、妊娠中または出産後4週間以内に発症するのが、周産期の鬱病で、女性ホルモンのバランスの乱れからも心身の不調は起こりますが、妊娠や出産という変化も関係しています。周産期のうつは、抑うつ気分だけでなく、疲れやすくなったり、だるい、眠りが浅いなどの身体症状も現れやすく、家事や育児などにおいて、責任感の強い女性に発症しやすい特徴があります。出産後の女性は、一時的に憂鬱な気分になることがあって、これはマタニティーブルーと呼ばれ、症状も比較的軽く、数日から数週間で自然に回復し、鬱病ではありません。明らかに重症の場合や、栄養面も含めて、身体の衰弱が激しい時に入院による治療も勧められますが、軽症であっても、十分に休養できない場合にも入院を勧めることがあります。その1つが周産期のうつで、幼い子供を抱えた主婦の場合には、家事や育児に追われて十分に休養がとれないこともあり、ゆっくり休める環境下におくため、軽症であっても勧めてくれます。その他、その名が示すように発症時期に規則性があり、1年のうち特定の季節になると抑うつエピソードが始まり、その季節が終わると症状が消える鬱病もあります。特徴的な症状としては、甘いものや炭水化物などの過食症状、それに伴う体重増加、さらに過眠などが挙げられますが、季節性うつの発症のメカニズムは詳しく解明されていません。ですが、日照時間が短いほど発症率が高まることから、日光を浴びた時に脳内で作られるメラトニンが関係しているのではないかと考えられています。正確な診断が求められる病気ですが、初発なのか、再発なのかという分類の仕方もあり、初発は単一性で再発は反復性とされ、季節性は反復性の鬱病です。